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さやかちゃんの話。

さやかちゃんマジ主人公やで……。


まどマギ世界1の不幸っぷりを直走り「もうやめて!」と7話で我々とまどかに言わしめたさやかちゃん。
彼女のあの悲惨さがどこまでも彼女の身から起こることに落涙せずにはいられません。
既に7話にして「3話で死ねたマミさんは幸せであった」空気。
本当の地獄とは死の先にあるのではない、生きる世界にこそあるのだ!

杏子のデレを拒絶するさやかさんマジ頑固:
「何故さやかは杏子を受け入れられなかったのか?」
正直今まであんなど下種っぷりを発揮して自分を挑発しまくってた子に一転してこんな凄惨な過去を告白され利己主義にも関わらず自分を気遣われたら私だったら陥落ちてる。
だってデレ杏子かわいいんだよ!!!!!!!!!!!!!!

・AパートじゃなくてBパートで言えばよかったんじゃね?
杏子はまださやかが後悔する前だからこそ、彼女を気遣って告白し、誰かのためがいかに不毛であり自分を追い詰めるものなのか説いたけれど、逆に言えばさやかは「まだ」だったからこそ杏子の言葉を受け入れられなかったように思う。
杏子は後悔して恨んで、そうして孤独になったけれど、
さやかにはまだ上條がいて、自分が救ったひとみがいて、友人であるまどかがいる。
まだ彼女は後悔するわけにも恨むわけにもいかない。まだ彼女の絶望は始まったばかりなのだ。
つまりAパートで語らずにBパート後に語っていればよかったんや……。
まだひとみの告白を聞かずひとみのことを後悔していないさやかはまだ「正しいことを考え、正しいことをしようとする」さやかなのだ…。

・偉大すぎる先輩マミさん
さやかにとって現在リスペクトの対象であるマミさんがさやかの理想とした「他人のために戦う魔法少女」だった。
今のさやかはマミさんの意志を継ぐ、という考えもあってなおさらに頑なにさせるんじゃないのか。
しかしマミさんが何故そんなことができたのだといえばそれこそマミさんが「本当に孤独だった」からなのだと思う。
自分の命の代わりに魔法少女になったマミさんは他に望みがない、守るべき誰かもいない、だとしたらもう戦い続けるしかない。
そして本当に一人きりの彼女が自分のためだけに戦い続けることができたのか?
できなかった。だから他人のため知らない人々のために戦った。
それができたのはそれが「見返りを期待しないですむ献身」だったのかもしれない。

・クズ野郎の予感BIN☆BIN☆上條
勿論上條はさやかの事情を知らないのでしょうがないのだが上條はさやかの想い人であり、奇跡を贈った相手である。
どうしてこれで見返りを期待しないでいられようか。
さやかはもう恋を諦めようとしているけれど、それでも彼女の中にはまだ上條と自分が結ばれる夢があるのだろう。
そして上條が生きて自分の想いを知らず自分の願いを知らずにいても、ただ上條が手足を動かし、ヴァイオリンを弾くだけでさやかの願いは叶い続ける。
杏子の父は自分の正しさが受け入れていなかったことに狂っていったが、さやかの正しさが歪むのは上條の手足がどうなるときか。

・見返りのない献身は可能なのか?誰かのために行動しながら顧みられることなく朽ちていく人生を少女が選べるのか?
無茶です。
中学2年生の少女がこの覚悟と人生をどうして選べようというのか!
バットマンやスパイダーマンでも語られた物語ではあるのだけれど、「正義のヒーロー」とは存在できるのか?という疑問はその存在と同時に常に存在していて、それが実在できるのは限られた物語の中でしかない。

さやかは「誰かのために」戦い続けようとすれば壊れるしかなかった。
どうして彼女が救われようか!
 

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